クラフトビールを楽しむ上で、是非意識していただきたいのが「ペアリング」です。
気になるペアリングの意味ですが、まずはこう覚えましょう。
相性の良いお酒と料理を選び、一緒に楽しむこと。
一度ワインをイメージして欲しいのですが「肉料理=赤ワイン」「魚料理=白ワイン」というお話、聞いたことはないでしょうか。おそらく、これが世界一有名なペアリングです。
さて、クラフトビールを楽しむ上で、なぜペアリングが外れないのかというと。その理由は「多種多様なスタイル」にあります。
ビールが100種類あれば、合わせる料理の種類もまた100通り。いや、それ以上とも言えます。
「でも、種類が多いと合わせ方も難しくなりそう…」
そう感じてしまうあなたのために、今回の記事ではクラフトビールのペアリングにおける「覚えておきたい3つの知識」をご紹介します。
「色」で合わせる
一番最初に覚えていただきたいのは「色」
ビールの色の濃さに合わせて料理も近い色合いを選ぶと、味の相性が良くなります。
色であればビールの知識が少ない段階でもイメージがしやすいと思うので、迷った時はこの選び方がオススメです。

焙燥については「ビールの造り方」の記事でも紹介しています

「味」で合わせる
次に覚えて頂きたいのが「味」
味で合わせる場合は以下の2つのパターンに分かれます
「同じ」味で合わせる
「異なる」味で合わせる
ビールのスタイルをある程度覚えると、自然とイメージが湧いてくるようになるはず。この段階まできたら、こちら側の世界に足を踏み入れたと言えるでしょう(笑)

「国」で合わせる
発祥国が同じビールと料理は合います
その土地の「美味しさの価値観」が凝縮されているので、当然といえば当然ですよね。
「国」をテーマにお店を開いていることも多いので、分かりやすく王道なペアリングと言えるでしょう。
一番はあなたの好きなもの
基礎知識として3つをご紹介しましたが、結局のところは自分の好きなペアリングを見つけることが一番です。
僕が行きつけのお店ではスタイルに関わらず「フィッシュ&チップス」を選びがちですし、家ではうまい棒を片手に飲むのがマイブームです(笑)
また、味ではなく雰囲気で好きなものを選ぶのもありですね。
ぜひあなただけのペアリングを見つけてください
