お酒を楽しむ時にチェイサーを飲む
この重要さ、皆さん知っていますか?
僕も昔はあまり気にしていませんでしたが、社会人になるにつれて、昔よりもちょっぴり良いお酒を飲ませていただける機会も増えてきました。
いわゆる「お酒を嗜む」という習慣がついてきた訳です
特にクラフトビールを飲み始めた事をきっかけに、チェイサーの重要性を強く意識するようになりました。
そんな訳で、今回はチェイサーの重要性についてお伝えしたいと思います。
チェイサーとは?

チェイサーの定義
チェイサーとは「強いお酒を飲んだ直後、あるいはその間に飲む飲み物」のことを指します
日本では一般的に「チェイサー=水」と捉えられていますが、実際のところは飲む人にとってお口直しになるような飲み物であれば「何でもあり」なんですね。
世界のチェイサー事情
先程、日本では「チェイサー=水」という認識が一般的というお話をしました。
ですが、海外は全く別世界。
例えばテキーラを飲んでいる時に「チェイサーください」と頼むと、ビール・サングリータ(トマトジュース)などが出て来る可能性が高いです。

以前、こちらの記事で「ペアリング」について紹介した事がありましたね。
これと同様に、主として飲んでいるお酒に合う飲み物を選んでくれるという訳です。
他にもシードル・コーヒー・紅茶等、色々な飲み物が出て来る可能性がありますよ。
チェイサーの効果
チェイサーの効果は大きく3つあります
- 味覚のリセット
- 二日酔いの防止
- 脱水症状の予防
ひとつひとつ説明していきたいと思いますが、チェイサーとして僕が推奨したいのは「水」です。
家でもお店でも必ず手に入るものですし、最も汎用性と効果のある飲み物にあたるためです。
味覚のリセット
アルコール度数の高いお酒や風味・香りの強いお酒は、口の中に強い味の印象を残してしまいます。
こうしたお酒を飲み続けていくと、次第に味覚が偏ってしまう(麻痺する)とされています。
そのため、上記のようなお酒を飲む時には、少しずつ水を飲むことで「味覚をリセット」し、本来の味わいを楽しみ続けることが出来ます。
クラフトビールは、それぞれのビールによって度数・風味・香りも様々であることが大きな特徴です。
これらをより楽しく・正しく味わうためには、こまめにチェイサーを飲むことがオススメです。
ちなみに、冷た過ぎる水は味覚を麻痺させてしまいますので、常温に近い水が特にオススメです。
二日酔いの防止
お酒と一緒に水も飲んでいくことで、体内のアルコール濃度を下げ「二日酔いを防止」することが出来ます。
また、水分補給を行うことで「アルコールの代謝を促進」させることにも繋がります。
飲み会の最中に水を飲めないということも時折あると思いますが、そんな時は「就寝前」に飲むことも効果的です。
脱水症状の予防
ビールをはじめ、アルコールには利尿作用が含まれています。
利尿作用はむくみの予防に効果的ともされていますが、過度な利尿作用は脱水症状にも繋がってしまいます。
アルコールのみを飲み続け、脱水症状が進むと、頭痛・吐き気・集中力の低下などに繋がってしまい、せっかくの楽しいビールタイムが翌日には辛い思い出になってしまうかもしれません…
先程の「二日酔いの防止」にも繋がってきますが、利尿作用によって体内の水分量も低下してしまうため、なおさら水を飲むことが大事になってくるというわけです。
まとめ

ビール(お酒)を好きになる程、ついついたくさん飲みたくなってしまうもの。
特にクラフトビールは「飲みやすいハイアルコールビール」が多いです
驚くほどグイグイ飲めてしまうものもたくさんありますが、ワインを超える度数であるものもしばしば。
翌日を気分良く迎えて、日々楽しくビールを飲んでいくためにも「ビールと一緒に水を飲む」ということを習慣づけてもらいたいですね。