ビール日記

【ヤマソーホップ@南信州ビール】日本らしいフルーツサワーへの道のり、期待したいです。

Yamaso Hop

Minamishinsyu Beer

飲んだ感想

赤茶に近いパープル、まさにブドウを思わせる色味で、少し白みがかって濁っているようにも伺える見た目。

香りはワインベースのカクテル様な印象。繰り返しかいでみると、後からビールらしい麦芽の甘みも香りでしっかりと表現

口に入れた瞬間は独特のキレとブドウっぽい香りがフワッと広がる。甘みや渋みのバランスも程よく、ワインらしいブドウの良さを生かせていると思う。

が、その余韻は長続きせず。何口か飲んでいくと、段々と口の中の余韻がアルコールっぽくなってきてしまうのが残念ポイント。

少し辛口に書きましたが、すごく可能性を感じるビールだと思います。ブドウという素材の良さがしっかり生かされていて、海外のスムージーの様なフルーツサワー達ともまた別の道を行く存在。

日本らしいフルーツサワーの道、切り拓いて欲しいですね。

ビール解説

淡色麦芽を使用したフルーティーなビールをベースに、ヤマソービニオン※とぶどう果汁を原料に使用した発泡酒。赤ぶどう特有の濃い鮮やかな紫色、しっかりとした酸味、果実由来の香りと赤ワインを思わせる重厚なフレーバーが特徴です。無濾過でヤマソービニオンの特長である色・香り・味わいが楽しめます。

※ヤマソービニオン:山ブドウとカベルネソービニオンのワイン用交配品種。しっかりとしたコクにまろやかな甘さを持ち合わせ、微かな渋味も感じられます。「信州みやだワイン紫輝」の原料にも使用されています。

ブルワリーより

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