HARMONIC DREAMS
WEST COAST BREWING

飲んだ感想
【Looks】ビールっぽいビール色(ピルスナー的な話)、茶色味を帯びた透明な黄金色で、澱のない綺麗な液。
【Flavor】スタイルの冠通りにダンクな香り。松のようにパイニーな顔と、シトラスのように甘酸っぱいフルーティーな顔、どっちにもいい顔してくるのさ。この子は八方美人ではなく、本当にいい子なんだろうな。
【Taste】うんまい。ホップたちが抜群に仕事してやがる。パイニーな香りは味わいにも健在で、めちゃめちゃ存在感を放ってる。アルコール感も相まって重くなりすぎないように、スーッと柑橘香も抜けてくる。これが心地良い。めちゃめちゃ上品にアルコールが染み渡る、最高。
【Summary】ストーンのエンジョイバイシリーズにフルーティーさも少し足した日本ver.とでも言いましょうか。ジャケもカッコいいし、言う事無しの天晴れな完成度。このビール自体がかなりダンクで主張強めなので、食べ物もソース焼きそばとか濃い味のものを合わせたくなる。
【Score】4.25

ビール解説
音楽を作るかの如く生まれる、アルケミストのレシピ開発。
ホップのコンビネーションは旋律を奏でるように生まれ、音の波は苦みと香りの効いたうなりをあげていく。
今回は、アルケミストが絶大な信頼を置くプロデューサーに依頼し、爆発的なホップ感あふれる最強のビール2種を造りあげた。
@crosbyfarms の「ホップハッシュ」というホップ商品を使い、一言で表すならば、まさに強烈ダンキーなアロマを実現。グレープフルーツやオレンジの柑橘感と、樹脂、松ヤニのようなグラッシーさにドッキドキ。ガツンと来るホップフレーバーと、甘みと苦みが絶妙にマッチしたバランス抜群のビール。
荒々しいほどのホップの調和も、スコア通りの出来栄えに。
いつだって最初の一歩を踏み出すことに戸惑いはなく、イメージの連続がまた新しい旋律を作りだしていく。
ブルワリーより
販売店情報
